• 令和元年度江刺甚句まつり42歳年祝連 燎仁会

ここでは会員からのメッセージを自由に書いていただいています。

寄せられたメッセージのうち、まずは3名を紹介いたします。

 


 

1.藤里出身 木崎 千枝子さん(旧姓:菊池)

 

突然ですが皆さん。

「甚句」って何か、知ってます?

七・七・七・五の四句形式で作られてる民謡の一つなんですって。

 

♬じんくおどりは かどまできたや

   あじがじまんの こめどころ♪

 

本当だっ!確かにっ!

私は何も考えず、「チョイサノサッサ、チョイサノサッサ」言ってましたわ…(^^;;

チコちゃんに、ボーッと生きてんじゃねーよっ!って言われちゃう。

 

ついこの前、25歳連のお祭りやったような気でいたのですが…。もう42歳連とは。

あの頃は42歳連の人たちを、おじちゃんおばちゃんだと思っていたけど、今はそのおじちゃんおばちゃんに、私たちがなってるんですね。時の流れの早い事早い事。

 

日頃から、仕事や家事もある中、お祭り関係の話し合いや準備をしてくれているみなさん。本当にありがとうございます。

私は地元を離れてしまってるので、お祭りを創り上げてるみなさんに感謝すると共に、羨ましくも思います。

地元にいたらなぁ〜って、よく思います。

 

大人になったら、考える事増えて、色んな事抱えてたり、やる事いっぱいで、時間も自由にならなくて…。

参加したいけど、そういう色んなものを考えると、参加する事を躊躇してる人、沢山いますよね。

私は地元を離れてるので、普段何も出来ません。本番だけ参加させてもらう予定です。

上げ膳据え膳で申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、だからこそ私は張り切って参加します。

みんなとできる事、地元のお祭りを繋げていくという事、江刺で生まれ育った者として全力で楽しみます!

昭和、平成と続いてきた江刺甚句まつり。

来年は、新元号になって初めての江刺甚句まつり。こんな機会でもなきゃ、もう江刺甚句を踊る事もないかもしれない。

参加しなきゃ損!

 

何が起こるか分からない世の中…。

だからこそ、みんなで踊って、笑って、楽しみませんか?(^^)

何はともあれ、みんなに会えるのが今から楽しみです。

 

 


 

2.岩谷堂出身  杉山 恵美さん(旧姓:伊藤)

 

実はずっとお祭りに参加する気持ちはなく、お誘いの声にも断りづつけて来た1年半。
幼馴染からのお誘いと多数のお声がけを頂きボーカルと衣装部員としてお祭りに参加させて頂くことになりました。

初めての打ち合わせは、オファーされたことを持ちこんで訳も分からないまま参加しましたが、懐かしい同級生の顔ぶれにテンションが上がりました。そして他校生との初めましても緊張しつつちょっと嬉しかったことを覚えています。
仙台在住なので、打ち合わせやレコーディングに日帰りで通うのは正直大変ですが、でも沢山のあったかい同級生のフォローやたわいもない会話が楽しくて、通う大変さも毎回消えます。それだけ私にとって楽しくもあり、実は癒されてる場所なんだなーって思いました。仙台も好きだし仙台のお友達も大好きだけど、地元江刺は帰ってくるとふっと肩の力が抜けるし、同級生に会うと嬉しい自分がいます。そして江刺の訛りに癒されます(笑)縁遠くなっていた友達とまた繋がれたこともあり、燎仁会に参加して良かったなーって心から思います。

 


 

3.田原出身 及川 高広さん

 

当たり前のように、小学生の時から、甚句祭りに参加してますけれど、そうそうこのような類の祭りは全国的にも稀じゃないですかね。

東京近郊に住んで、早11年経ちますが、まあ無いですね。 僕の住んでいる武蔵小杉の町内の神輿祭りに、今年初めて参加しましたが、ごくごく一部の人たちで、これだけ人口が多いのに規模が小さいですね。楽しかったけどね。 それに比べて、甚句祭りの、 特に、年祝い世代は、裏方を踏まえて3カ年の参加型で、 しかも、その後の後厄では後輩達への伝達も行うシステムで、 今更ながら、整っているというか、伝承していく姿が素晴らしいと思いますね。

外に出て、初めて、その有り難さがわかると言った、まさにこのことです。 正直、お金はかかりますが、 なんか、人生のマイストーリーの、一つの重要なページになるんじゃないかなあと感じています。